9ヶ月電気代ゼロ
中日新聞のテレビ欄の裏!というめっちゃいい場所に、掲載されました。
なのに、この記事を見た時
最初に浮かんだ言葉は「え~嘘じゃん…」
うれしい気持ちよりも先に出てきたこの言葉。
なぜなら
わがやの母屋部分は完全オフグリッドで電気代ゼロ。
しかし、井戸水を汲み上げるために井戸小屋に電気を引いてあり、そこに冷凍庫も5月くらいから置いてあるのです。
だから、電気代の請求、来ます。
しかも、この記事の掲載されたその日、足助のパレットの横のセブンイレブンで電気代を払ってきたの。ネタでしょ~(笑)
というわけで、このままだと気持ちわるいと思ったので、
井戸小屋も含めて完全オフグリッド電気代ゼロ目指します。
みんなにわかりやすいキャッチーな見出しって大事だもんね。電気代ゼロ!
工夫してやってみよう。
なぜこの状態なのかも説明というか言い訳(笑)それと、これからの目指すことも
まず井戸水ポンプ
自然エネルギー100%を目指すはじめの構想では、簡易水道を使う予定だった。
でも、敷地内に井戸がこんこんと湧いているのでどうしても、井戸水を使いたかった。
井戸小屋はあまり日当たりが良くなく、パネルを付けても発電効率が悪い。母屋と離れているので、コードを伸ばす訳にもいかない。
とりあえず、中電の電気を引き込み使うことにした。水道を使えば、水道局の電気は見えないところで使われているのだから。
井戸小屋には中電の電気がある。ということは、はじめのわたしの不安な気持ちの支えにもなった。
いざという時、頼れる。
実際に、ほんの少しの家電と暮らしてみたら、
わがやの電気はずいぶん余っていることと
電気がなくなっても、困ることがほとんどないことがわかった。
だからもう、中電の電気は解約しよう。
母屋で発電した電気をバッテリーに貯め
そのバッテリーを井戸小屋に運んで井戸水ポンプを動かすつもり。
そうそう
冷凍庫についても
井戸小屋に5月頃、冷凍庫をおいた。
これはだんなさんの実家で使っていた古くて大きい冷凍庫で消費電力がとても大きい。とても母屋の電力ではまかなえない。もっと小さい冷凍庫を買おうと検討しつつ、とりあえず。
冷蔵庫は12月から6月までは使わず過ごしてた。さすがに納豆が数日でアンモニア臭がすることに驚いて導入を検討。
けれども、大型の10万円以上の冷蔵庫と1ドアの氷を作るだけの冷蔵庫がほとんど変わらない消費電力年間5000円。
そんなに大きな冷蔵庫を使うと、冷蔵庫の中を把握しきれない自信がある。
何度調べても買いたいものがない。
少し大きめのひとり暮らし用か中型くらいで十分なのだけど、それだと電力を食い過ぎる。
とりあえず、井戸小屋の冷凍庫でペットボトルに水を詰め氷を作り、発砲スチロールの保温箱に冷やしたいものを入れ、氷を入れ替える作戦に。梅雨があけると、お日様がふりそそぐ。電気もじゃんじゃん作られる。
ほんの少しの家電しかない、わがやの電気はじゃぶじゃぶ捨てられて行く日々がきた。
電源を入れることなど考えても見なかった、古~い、旅館にあるようなちび冷蔵庫(もらい物)に日中のみ電源を入れることにした。製氷室にペットボトルを詰め込むことで朝でもひんやり。
これで夏を乗り切った。
今日、ちょうどよいタイミングでエンゲルの冷凍冷蔵庫を借りることができた。井戸小屋の冷凍庫は電源を切って、冷凍冷蔵庫を冷凍庫として母屋に設置。
できた氷をちび冷蔵庫に入れて冷やすつもり。
これで、後は井戸水ポンプのみ。